ラテン・アメリカの旅
著者:北原靖明
本書登場のラテン・アメリカ——膨大な水量を誇るイグアスの滝、南極の崖とアザラシやペンギンの営巣地、ドレーク海峡とマゼラン海峡、荒涼としたパタゴニア、破裂音を立てて崩れ落ちるペリトモレーノ氷河の先端、ギアナ高地のテーブル・マウンテンとエンゼル・フォール、ガラパゴスのゾウガメや野鳥達、ケツァール鳥や吼え猿との出会い、ベリーズ沖のブルー・ホール、ブラジルのパンタナール湿原、レンソイスの果てしなく波打つ白砂漠、ウユニ塩湖、アンデスの高峻な白い峰、荒蕪地に佇むリャマやアルパカ、アタカマ高地の「月の谷」に沈む夕日、赤青緑の原色を見せるプルママルカの岩肌、マヤの巨大なピラミッド、ジャングルの中の宮殿、古代都市テオテワカン、銀山と革命と文化に富む美しい町グアナファト、画家夫妻リベーラとカーロの物語、ナスカの地上絵、クスコ市の頑強な石組み、ペルーの天空の都市マチュピチュ、ブエノスアイレス市民の恋人エビータ、アルゼンチンのフットボール、イースター島のモアイ達、パナマ運河、サン・サルバドールの古代人の足跡、ブラジルの植民都市サンルイス、チリのチロエ島の木造教会、昔ながらにインディオ達が住むトコナオ村、コルドバ市のイエズス会の遺産、立体的な港町バルパライソ、等々