「満天姫伝」
著者:高橋銀次郎 著
図書館協会選定図書
大切なものを守るため、私は闘う。
家康、天海、そして満天姫の祈りが向う先は…
家康の養女となり、福島正則の養嗣子正之に嫁いだ満天姫。幸せな日々は続かず、策にはまり正之は餓死に追い込まれる。戻った満天姫を家康が送り込んだ先は、みちのく津軽藩。しかし津軽にはすでに正室がいた。正之の遺児を家臣大道寺の養子とし、母子の愛を深めることもかなわずに、満天姫が守り抜かなければならなかったものとは……成長した我が子大道寺直秀が福島藩の存続のため、決断したとき満天姫がやるべきことはひとつだった。
2011年末発売。2012年の初読みはこれ!